30年も前、東京練馬の教会で牧師をしていたころ、近所でつかまえたザリガニ2匹を、アルマイトの金だらいで飼っていたことがあります。雄は、餌をジャム瓶の蓋に乗せてやると、大きな爪でひっくり返してしまうので星一徹と命名しました。(奥さんのは無名でしたが、星一徹の嫁さんなら春江だったのかなあ。)
子どもがたくさん生まれましたが、星一徹がとんでもないオヤジで子どもたちを食べたがるので、お母さんのおなかの下に隠れていました。
ある日、就学前のうちの長男と教会のともだちが、ザリガニの赤ちゃんたちを小さな箱にいれてお散歩に連れて行ったのです。ところが、玄関の横に置き忘れてしまったので、みんな死んでしまいました。以来、長男はえびが食べられなくなりました。