教会の献堂60周年記念文集のゲラが一応できました。明日、委員たちで読み合わせをします。
スウェーデンからモンゴルにやってきた宣教師たちが、共産化によって国外追放となり、北海道南西部に転じてきたのが、苫小牧福音教会の始まりです。63年前のことです。音を立てて揺れ動く歴史に翻弄されるようにして、この地に転進してきた宣教師たちですが、鉄で栄えた町室蘭、製紙業が始まった原っぱの苫小牧を拠点に宣教を展開して、いくつもの群れが生み出されました。
60年前、会堂が建ったときは、周囲はほとんど畑や原っぱだったそうで、道路も舗装されていなかったそうですが、今ではその面影はありません。