苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

台風10号

 北海道にはめったにやって来ない台風がやって来た。苫小牧では大きな被害はなかったようであるが、道内各地で被害が出ている。河川の堤防や下水道の設計で想定したところを上回る水が出た結果なのだろう。人間は科学技術を誇るけれども、結局、それは経験に基づいて対策しているだけのことであるから、(また人間はそうするほかないのだが)、想定外のことが起こると悲惨なことになる。人間は有限なのである。
 

「聞きなさい。「きょうか、あす、これこれの町に行き、そこに一年いて、商売をして、もうけよう」と言う人たち。あなたがたには、あすのことはわからないのです。あなたがたのいのちは、いったいどのようなものですか。あなたがたは、しばらくの間現れて、それから消えてしまう霧にすぎません。むしろ、あなたがたはこう言うべきです。「主のみこころなら、私たちは生きていて、このことを、または、あのことをしよう。」ところがこのとおり、あなたがたはむなしい誇りをもって高ぶっています。そのような高ぶりは、すべて悪いことです。」(ヤコブ4:13−16)