苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

万が一の時、水に浮かぶ車


 FOMMという会社がつくった、水上移動可能な自動車をご存知でしょうか。あの大津波の映像を見て、「津波のときは車を捨てて逃げよというけれど、足の悪い私の母は無理だなあ」とFOMMの社長さんが考えたのがきっかけで、開発された車なのだそうです。もっとも、日本ではなにか難しい事情があるらしく、メコン川が毎年あふれるタイで発売されるとのこと。
 しかし、日本では東北沿岸を襲ったのと同じような規模の津波が、近々東海、東南海、南海(静岡から四国、九州まで)の太平洋沿岸部、また、北海道の東部沿岸を襲うことは確実であると予測されていることを考えると、万が一のときには水上に浮く車を開発すれば、多くの人が助かる可能性が高くなるのではないかと、私も津波の映像を思い起こしながら考えました。それ専用のカプセルを用意するほどの空間的余裕のある家は少ないでしょうが、通常はふつうに自動車として使用するけれども、万一の時には車に乗っていれば、とりあえず浮かんでいて救助を待つことができるというのであれば、需要は結構あるのではないかななどと想像しているわけです。
 日本ではいろんな規制があってむずかしいのでしょうかね。

FOMMの対水害機能を備えた車。下のリンク先
http://fomm.co.jp/wordpress/research.html





Watercar ・・・これはすごい。車としてもモーターボートとしても。日本ではこんな車の需要があるとは思えませんが。


いろいろ