動物の臓器や細胞を人に移植する「異種移植」について、厚生労働省の研究班(班長=俣野哲朗・国立感染症研究所エイズ研究センター長)は、これまで事実上、移植を禁じていた指針を見直す。国内の研究グループは数年後にも、1型糖尿病の患者にブタ細胞の移植を計画。患者にとってインスリン注射の重い負担を減らせる可能性がある。(朝日新聞デジタル)2016年4月10日
もともと火傷のとき、ブタの皮膚の移植はされていましたし、心臓のバイパス手術でもブタの血管が用いられていました。ブタの肉体の組織と人間のそれは類似するものがあるのですね。この点から、人間はサルからでなくブタから進化したのだという説を唱える学者はいないのでしょうか(笑)。
そういえば、以前、ダビデ・マーチン先生が心臓バイパス手術が終わったとき、「アア、鼻ノ移植デナクテヨカッタ。」とおっしゃっていました。