苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

ローズンゲン8月12日  誠実と真実をもって

ヨシュア記24章14節
口語訳
それゆえ、いま、あなたがたは主を恐れ、まことと、まごころと、真実とをもって、主に仕え、あなたがたの先祖が、川の向こう、およびエジプトで仕えた他の神々を除き去って、主に仕えなさい。


新改訳
今、あなたがたは【主】を恐れ、誠実と真実をもって主に仕えなさい。あなたがたの先祖たちが川の向こう、およびエジプトで仕えた神々を除き去り、【主】に仕えなさい。



新共同訳
今、あなたたちは主を畏れ、真心を込め真実をもって彼に仕え、あなたがたの先祖が川の向こう側やエジプトで仕えていた神々を除き去って、主に仕えなさい。

 ヤコブとヨセフの時代、大飢饉をのがれてエジプトに移住して以来430年、イスラエルの民はエジプトの民のうちに暮らしていた。エジプトの地は八百万の神々に満ち満ちた地であり、空、大地、鳥、獣、はうもの、ありとあらゆるものが神々として礼拝されていた。イスラエルの民がその影響を受けないわけはなく、事実、受けていたことがこのヨシュア記24章14節を見るとわかる。イスラエルの民の霊的戦いはさまざまの偶像礼拝の誘惑との戦いであった。今、私たちが遣わされている、格別、古い因習の残る田舎で生活しているキリスト者の霊的戦いの大きな部分もまた同じ。
 しかし、主は妬む神である。主は石や木でなく生ける人格であられるから、二心をもっとも嫌い、誠実と真実を求められる。まことの神のみを神とすることを求めたまう。