(2列王記19:14)
ヒゼキヤはアッシリア王の手紙を読むと、主の神殿に上って行った。ヒゼキヤはそれを主の前に広げた。(新共同訳)
古代オリエントを最初に統一した軍事帝国アッシリヤはすでに多くの国々を滅ぼし呑み込んでいた。そして今、国王ヒゼキヤのもとに脅迫状が届いた。
肝心なことは、主の前にその手紙をひろげたということである。「今は取り込んでいるから、神様のことはもう少し落ち着いてから・・・」というセリフを何度か聞かされたことがある。いや、そうではない。その問題をこそ主の前に、いや、問題ある自分自身を主の前にひろげることが肝心。