苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

映画「ふうけもん」 見てきました。

 今日、長野市まで8名で映画「ふうけもん」を見に行ってきました。台風襲来の予報があったので、農家がお休みになって、行くことが出来る人がふえて感謝でした。予報にもかかわらず、降ったりやんだりで、傘は一度も使わずにすみました。
 「ふうけもん」とは佐賀弁で「ある種の美意識をもったお馬鹿さん」という意味だそうです。薩摩弁でいう「ぼっけもん」に当たるのではないかとのこと。
 主人公は元祖便利屋の右近勝吉をモデルにした、中村雅俊演じる○○右京でした。彼は若い日の家庭を顧みず、仕事一途な父親に反発して家を出て、東京でやくざになってしまいます。ところが、ある出来事から良心の呵責に悩むようになり、そうした折に宣教師と出会って回心します。彼はその後、便利屋という仕事を思いついて、その仕事を始めました。回心後の、主人公のキリストの愛に徹した生き方に胸打たれるものがあります。
 ドラマのストーリーは登場人物たちそれぞれの回想シーンが多く、とても説明がむずかしいので、ここではできません。親と子の非常にむずかしい確執と、和解といやしというテーマが、登場する人物たちのなかで重層的に描かれていました。
 この映画は東日本大震災前に製作されながら、震災の影響で宣伝広告が困難になってお蔵入りしていたものですが、このたび、全国を一都道府県ごとに一日三回というスケジュールで北から南へと放映されていきます。

<上映スケジュール>↓
http://www.fukemon-movie.jp/theaters.html