今年も8月下旬、信州霊泉寺温泉で夏期宣教講座が開催されました。
で、渡辺信夫先生と、お風呂にはいりまして、先生の背中を流しました。渡辺信夫先生とは、あのカルヴァンの『綱要』を二回も翻訳なさったあの先生ですよ・・・とちょっと自慢。旬をすぎてしまったお話ですが。
最初何人か湯船につかっていたのですが、次々にみなさんが上がって行って、先生と私だけが湯船に並んで話をしていることになりました。しばらくして、私は上がろうと思って脱衣場にうつったのですが、ご高齢の先生をひとり風呂場に残して行くのはちょっと物騒な気がして風呂場にもどりました。先生が、からだを洗っておられたので、少しお手伝いしたというわけです。
先生は91歳だそうです。「こんなに長生きするとは思いもよらなかったんです。もしかすると、あなたも長生きするかもしれませんから、それなりに考えて生きていくのが大事だと思いますよ。聖路加の日野原先生が前を走っていてくださるのが、大きな助けになっています。」とアドバイスをくださいました。
とはいえ、精神もからだも鍛えられた渡辺先生のように、自分は長生きできるとは思えないのですけれども。