昨日、伊予灘で震度5強の地震がありました。現在、ほかの原発と同じく、制御棒をつっこんで核反応を抑え込んで冷温停止中だったから「異常なし」で済みましたが、もしこれが稼働中で制御棒が入り損ねたりしたら、今ごろ愛媛・山口・広島では避難騒ぎをしているか、窓にガムテープをはって自宅を出られないでいることでしょう。そして、その後、何万人という人々が故郷を失ったことでしょう。
日本の原発は、基本、震度5まで耐えられるようにしか設計されていないそうです。ギリギリでした。
先日関西KGK(キリスト者学生会)に出かけた時、学生のひとりが「原発はやむをえないとほとんどの人が思っているし・・・」と発言するのを聞いて、驚きました。西日本の人たちも、今回の地震の警告の意味をまじめに考えてほしいと思います。