上は小海町のマークである。野球のボールにコマが三つ突き刺さったというかたちであるが、実は、驚くべき由来がある。その答えはあとで。
類似のマークに新潟県小千谷市のマークがある。真ん中の野球ボールは「小」という字をデザイン化したもので、周辺は雪国らしく雪の結晶のかたちである。
これは小樽市のマーク。真ん中の野球ボールは同じ。周りが星のかたちはやはり、雪の結晶をあらわしているそうである。
こちらは小諸市。梅花の5つの花びらは隣接する5村が小諸町を中心に合併して市となったことを表している。
では、わが小海町の野球ボールにコマが三つ突き刺さったマークはなんなのか?中央が野球ボールでなく、小海の「小」の図案化であることはもうおわかりだろう。まわりの三つのコマに見えるのは、実はコマでなく、カタカナの「ウ」なのである。「ウ」が三つで、ウミ。それで、「コウミ」。なんと、小海の町章はダジャレなのだ。ちょっと情けない(笑)。