苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

生命の法則

しかしイスラエルの人々が苦しめられるにしたがって、いよいよふえひろがるので、彼らはイスラエルの人々のゆえに恐れをなした。  (出エジプト1:12口語訳)

 ナスを植えて夏場収穫をたくさんすると、成り疲れがして来る。それで秋口に、葉っぱをすべて切って落としてやると、また、次々と花がついておいしい秋ナスがたくさんつく。
 田んぼでは夏の盛りに中干しといって、田んぼから水を完全に落としてひびがはいるまでにしてしまう。土に酸素を行き渡らせるとか、根の張りがかえってよくなるとか、窒素分を減らすため(窒素が多いと葉ばかりしげる)とか説明するが何が本当かわからない。だが、いずれにせよ稲は突然の試練をへて豊かに実る。
 生き物は、生命の危機を感じると子孫を残さねば、ということで多産になる。
 安楽な生活をしているエジプト人はふえないのに、奴隷のイスラエルはふえている。危機を感じてエジプトの王がイスラエルを労役で苦しめれば苦しめるほど、イスラエルの民がいよいよふえた。そのわけを、少し畑をいじるようになって知った。・・・変な黙想。

  (今朝も少し積雪がありました)