現在、我が国の原発の使用済核燃料プールの状況はどうなっているのか。
経産省によれば2010年9月末の状態で、
原発名 1取替分 貯蔵量 最大容量(トン )
泊 50 350 1000
女川 60 390 790
東通 30 60 230
福島第一 140 1820 2100
福島第二 120 1130 1360
柏崎刈羽 230 2210 2910
浜岡 100 1090 1740
志賀 50 120 690
美浜 50 360 680
高浜 100 1160 1730
大飯 110 1350 2020
島根 40 370 600
伊方 50 550 940
玄海 90 760 1070
川内 50 850 1290
敦賀 40 580 860
東海第二 30 370 440
合計 1340 13530 20420
(四捨五入の関係で合計が項目の合計と一致しない)
これが各原発の、あの使用済み燃料プールに保管されていて24時間365日、始終海水を流していなければならない。停電したり、パイプが地震や爆破や老朽化で破断したり、津波で海水取り入れ口が砂で詰まったりしたら、ハイそれまで〜よなのである。なんとまあ、物騒な綱渡りをしていることだ。
それに、諸外国は、日本は核兵器をつくるつもりだろうと疑惑の目を向けてくるので、しかたないから、ウランを使うよりも高くつくけれども、プルサーマルをやってこれを消費しているというわけ。馬鹿げた話だ。