小岩井昭三牧師のお葬式に妻と出かけてきて、先ほど帰宅しました。場所は川崎市の宣教子母口キリスト教会。小岩井先生は、長らく、信州松本と新町で伝道をなさった大先輩の牧師です。
晩年は佐久に住まわれ、小海の群れに籍を置かれたので交流がありました。先生は病を得られてかならずしも多くのお交わりの機会を得られませんでしたが、夫人とは小海の姉妹たちと私の妻は親しくともに祈ることができました。
葬式の司式者は息子の小岩井信牧師が務め、説教者は小学生時代からの教え子である郷津裕牧師がしてくださいました。このお二人の伝道者が生み出された事実が、小岩井昭三牧師の伝道者生涯を主がお用いくださった証でした。
説教にあたって開かれた聖書のことばはヨシュア記23章のみことばでした。これは、郷津青年が東京に進学のために旅立とうとするとき、小岩井昭三牧師が彼に贈ったことばなのだそうです。このみことばに励まされ、戒められ、支えられて、今日までの歩みがあると郷津師は証しされました。
あなたがたは、モーセの律法の書にしるされていることを、ことごとく断固として守り行い、そこから右にも左にもそれてはならない。
あなたがたは、これらの国民、あなたがたの中に残っているこれらの国民と交わってはならない。彼らの神々の名を口にしてはならない。それらによって誓ってはならない。それらに仕えてはならない。それらを拝んではならない。
ただ、今日までしてきたように、あなたがたの神、主にすがらなければならない。
主が、大きくて強い国々を、あなたがたの前から追い払ったので、今日まで、だれもあなたがたの前に立ちはだかることのできる者はいなかった。
あなたがたのひとりだけで千人を追うことができる。あなたがたの神、主ご自身が、あなたがたに約束したとおり、あなたがたのために戦われるからである。
あなたがたは、十分に気をつけて、あなたがたの神、主を愛しなさい。
ヨシュア記23章6-11節