関西電力と経済産業省は大飯原発3,4号機を再稼動しないと、夏場の関西で18パーセント不足すると宣伝している。しかし、数字を挙げるとどうなるか。
★関西電力の需要は・・・
まったく節電しなかった2010年度の関電の最大電力需要は、8月19日午後3時に記録した3095万kWであった。
節電努力をした昨年夏ピークの需要は2784万kWだった。
★供給は・・・
供給は、2570万kW。これに650万kWの企業自家発電から電力を買えば、3220万kw。だから、余裕綽々で、関電はこの夏の電力需要を乗り切れる。
★まとめ
夏場が危機になるという原因は、関電が、企業の自家発電から買おうとしないこと、また、送電を独占していることにある。
需要・・・2784万kW(節電努力した2011年並)、
3095万kW(節電努力なし2010年並)
供給力・・3220万kW(関電2570万kW+自家発電650万kW)