苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

脱原発の東京新聞・中日新聞が兵糧攻めにあっているそうです


 先日、横浜に出かけた帰りに駅で『東京新聞』を買って、新幹線の中で読んだ。原発の問題点について明確に書いてあり、充実している。朝日、読売などとは大違いである。TPPにかんする記事も同じ。
 帰宅したら、「F兄が中日新聞を置いていってくれた」と妻が手渡してくれた。これまた原発の記事が充実している。東京新聞中日新聞東京本社が出している新聞であるから、基本的論調が同じであるのは、当然である。原発についていえば、そもそも東京新聞は1960年代から一貫して原発に批判的なスタンスに立ってきたそうである。知らなかった。東電・経団連を大口スポンサーとしている大新聞に、原発に関する正確な報道を期待するのがまちがっていたのだとつくづく思った。
 ・・・と思っていたら、東京新聞にかんするおどろくべき情報を教えてくださる方がいた。東京新聞中日新聞は、脱原発記事を書いてきたが、それに対して大手企業からの広告が7月10日から掲載引き上げという兵糧攻めがされているということである。それが事実であるとしたら、原発で甘い汁を吸ってきてこれからも甘い汁を吸いたい人々は、国民を原発の実情から遠ざけて、見ざる言わざる聞かざるの状態にしておきたいのであろう。ひどい話だ。
 こちらを参照。
http://ceron.jp/url/hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/2011/07/post_a499.html

☆誰に頼まれたわけでもないが、中日新聞東京新聞を応援したい。
中日新聞購読 http://www.chunichi.co.jp/koudoku/

東京新聞購読 http://www.tokyo-np.co.jp/koudoku/

追記
 朝日は戦前からの伝統で、インテリのひよわさを体現した日和見新聞である。読売は社主だった正力松太郎がCIAの工作員であり日本に原発を持ち込んだ『原発の父」であったから当然のごとく原発推進である。産経は読売に経団連の色をさらに濃くしたような調子。毎日は全国紙とはいえ発行部数がとても少なくなって危ない状態だと聞くが、脱原発を打ち出してジャーナリズム魂を回復したと、ある朝日の記者が半分うらやましげに言っていた。http://d.hatena.ne.jp/koumichristchurch/20110306
こちらも参照→http://subetetsunagaru.blog133.fc2.com/blog-entry-352.html