苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

馬屋への道 (改5)


 「わあ、水草修治とドボルザークがコンビになっている!」と笑ってしまいました。クリスマスの替え歌「馬屋への道」です。教会のS兄が楽譜にしてくださいました。曲は「新世界より」からとった「家路(遠き山に日は落ちて)」で歌ってください。ただし、少々リズムを変更しています。1行目は替え歌であることにこだわって、歌詞は「遠き山に」と同じにしてあります。
 実は「星は空を」の「を」は日本語として変な感じがして、気になるんですけどね。「星は空にちりばめらる」がほんとうでしょうが、字数が合わないですねえ。「星はそらにきらめきぬ」なら字数は合いますが、見えてくる星空がちがってしまいます。しかたないので、そのまま。
 また、S兄としては、曲の終わりの方が奏楽者にとっては弾きにくいのだけれど、とまだ変更の余地ありとのことです。替え歌であっても、なかなかむずかしいものですね。
 *歌唱のポイントは、以前にも書いた気がしますが、各節1行目3行目は流れるように、あるいはたゆたうように、
タータター、タータター、タータタータター、タータター、タータター、タータタータターと。
2行目は語りかけるように、
タタタタタタター、タタタタター、タタタタタタター、タタタタターと唄ってみてください。

      「馬屋への道」(改5)

       曲 ドボルザーク新世界より
             

1 遠き山に  日は落ちて 星は空を  ちりばめぬ

「天(あめ)には栄え 地に安き」 御使い歌う  その声に

羊飼いらは  おののきて 御子を尋ね  駆け出しぬ



2 羊飼いは  御子イエスの 眠る馬屋 尋ねあて

人の罪をば  担うため  生まれたまいし みどり子の

汚れをしらぬ 微笑みに  胸を打たれ ぬかづきぬ



3 羊飼いは  喜びて  べツレヘムの 人々に

「待ち望みたる キリストは ついにぞ生まれ たまいける

ハレルハレル」と 告げ歌う 証し人と なりにけり 



   (散歩道で見かけた干し柿