「わあ、水草修治とドボルザークがコンビになっている!」と笑ってしまいました。クリスマスの替え歌「馬屋への道」です。教会のS兄が楽譜にしてくださいました。曲は「新世界より」からとった「家路(遠き山に日は落ちて)」で歌ってください。ただし、少々リズムを変更しています。1行目は替え歌であることにこだわって、歌詞は「遠き山に」と同じにしてあります。
実は「星は空を」の「を」は日本語として変な感じがして、気になるんですけどね。「星は空にちりばめらる」がほんとうでしょうが、字数が合わないですねえ。「星はそらにきらめきぬ」なら字数は合いますが、見えてくる星空がちがってしまいます。しかたないので、そのまま。
また、S兄としては、曲の終わりの方が奏楽者にとっては弾きにくいのだけれど、とまだ変更の余地ありとのことです。替え歌であっても、なかなかむずかしいものですね。
*歌唱のポイントは、以前にも書いた気がしますが、各節1行目3行目は流れるように、あるいはたゆたうように、
タータター、タータター、タータタータター、タータター、タータター、タータタータターと。
2行目は語りかけるように、
タタタタタタター、タタタタター、タタタタタタター、タタタタターと唄ってみてください。
「馬屋への道」(改5)
1 遠き山に 日は落ちて 星は空を ちりばめぬ
「天(あめ)には栄え 地に安き」 御使い歌う その声に
羊飼いらは おののきて 御子を尋ね 駆け出しぬ
2 羊飼いは 御子イエスの 眠る馬屋 尋ねあて
人の罪をば 担うため 生まれたまいし みどり子の
汚れをしらぬ 微笑みに 胸を打たれ ぬかづきぬ
3 羊飼いは 喜びて べツレヘムの 人々に
「待ち望みたる キリストは ついにぞ生まれ たまいける
ハレルハレル」と 告げ歌う 証し人と なりにけり
(散歩道で見かけた干し柿)