苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

奥多摩で

 奥多摩バイブルシャレーを会場として、JECA北関東地区の牧師研修会のご奉仕にうかがった。二回の話のひとつは、「聖書から原発を考える」で、もう一つは「神のかたちとしてのキリスト」だった。
 同労者である牧師たちとの交流はじつに楽しく、語らいは深夜にまで及んだ。
 二日目の朝は1時間ほど自由な時間があったので、多摩川沿いの遊歩道を歩いてみた。紅葉はまだ。川の水量は豊かで、その水が石灰分を含んでいるのであろう、パステルグリーンであるのが千曲川とちがう。山の間を縫う川の自然な蛇行が作り出しているみごとな風景に目を奪われた。もうひとつ面白いのは、川べりの斜面に家々が建っていて、お茶など飲めたり、そばを食べられたりするお店がぽつぽつとあること。三十年も前の神学生時代、奉仕教会が青梅だったので、このあたりにも連れられてきたことがあるのだが、遊歩道は一度も歩いたことがなかった。
 奥多摩に出かける人は、車で通りすぎるのではなく、ぜひ車を降りて川沿いの遊歩道を歩かれるとよい。