苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

城南信用金庫理事長が脱原発宣言!


 城南信用金庫理事長が脱原発宣言を明確になさった。すばらしい!普通の国民、普通の企業が、脱原発宣言をしていくことがたいせつです、と。ぜひ聞いていただきたい。これほど見識があり、誠実な態度で地域における、また日本という国における金融機関としての任務を考えていらっしゃる方がいることを知って、励まされた。
 城南信用金庫といえば、銀行に肩を並べる超優良金融だそうである。今回の決断によって、ますます社会的信用を勝ち得て顧客が増えるにちがいない。
 もし大銀行も電力会社に金を貸さなくなれば、原発がらみの税金を貪ることによって自らの収益を上げてきた電力会社も原発を止める方向に動かざるを得なくなるだろう。東電のメインバンクは三井住友だそうである。

     「原発に頼らない安心できる社会へ
            城 南 信 用 金 庫
東京電力福島第一原子力発電所の事故は、我が国の未来に重大な
影響を与えています。今回の事故を通じて、原子力エネルギーは、
私達に明るい未来を与えてくれるものではなく、一歩間違えば取り
返しのつかない危険性を持っていること、さらに、残念ながらそれ
を管理する政府機関も企業体も、万全の体制をとっていなかったこ
とが明確になりつつあります。
こうした中で、私達は、原子力エネルギーに依存することはあま
りにも危険性が大き過ぎるということを学びました。私達が地域金
融機関として、今できることはささやかではありますが、省電力、
省エネルギー、そして代替エネルギーの開発利用に少しでも貢献す
ることではないかと考えます。
そのため、今後、私達は以下のような省電力と省エネルギーのた
めの様々な取組みに努めるとともに、金融を通じて地域の皆様の省
電力、省エネルギーのための設備投資を積極的に支援、推進してま
いります。
① 徹底した節電運動の実施
② 冷暖房の設定温度の見直し
③ 省電力型設備の導入
④ 断熱工事の施工
⑤ 緑化工事の推進
ソーラーパネルの設置
⑦ LED照明への切り替え
燃料電池の導入
⑨ 家庭用蓄電池の購入
⑩ 自家発電装置の購入
⑪ その他
                           以 上 」