苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

神のことばが大切

   2011年5月29日 小海主日礼拝   山田純子伝道師
   マルコ7章1-23節  説教アウトライン

1.神のことばは、人の言い伝えよりも正しい。
 神のことば、律法の最も大切な教えは「神と人を愛する」ことです。しかし、エルサレムから来たパリサイ人、律法学者たちはその教えを忘れ、神と人を愛することよりも、人の言い伝えを大切にしていました。

2.罪を指摘されても悔い改めない時、見せかけの信仰となる。
 イエスは、神のことばよりも人の言い伝えを大切にしているパリサイ人、律法学者たちの罪を指摘されました。しかし、彼らはその罪を認めずに隠し、なお神のためにきよく生きようとしたため、見せかけの信仰となっていきました。

3.まずは、悔い改めることが大切。
 彼らの見せかけの信仰の原因は、自分の心の汚れ「罪」を認めず、隠そうとしたためでした。人の心は「罪」に満ちており、自分の心によって自分を汚しています。ですから、自分の外側から救いと希望、きよさを与える神のことばを聞くことが必要です。そして、この神のことばを聞いた時に、悔い改めることが大切なのです。

結論 神のことばによって自分の心を点検し、心の汚れ「罪」を示されたならば、隠すことなく素直に悔い改めることが大切です。神様は悔い改める者を、赦してくださいます。そして、私たちはいつも神のことばによって心を満たしていただき、神と人を愛する者として歩みたいと願います。