武田邦彦氏によると、柏市・松戸市・流山市・三郷市で、放射能の値が福島県いわき市・白河市なみであることが判明した。いわゆるホットスポットである。どういう原因によるかは不明だが、風で流れてきた放射能雲が、その地に集中的に降下したのである。上の地図は下記より。この地図はどこから引っ張ってこられたのか武田氏は書いていない。ご自分で書かれたのだろうか?それはともかくとして、、、、
http://takedanet.com/2011/05/post_5c55.html
これからもあちこちに斑状にホットスポットが発見されるだろう。各地方自治体は、住民の健康のために放射能濃度のモニタリングをし、生活の注意すべきことについて情報提供すべきであると思うのだが、それぞれの自治体はそれは文部科学省の仕事なので公式には発表できないのだそうである。そして国は福島の対応で手が回らないという。それなら国が自治体にさせればよいのである。なんのために法律や条令があるのか。法律は法律のためにあるのではなく、法律は国民、市民のいのちを守るためにある。なんと硬直していて無責任な役所だろうか。主イエスは硬直したパリサイ人たちに言われた。「安息日は人のためにあるもので、人が安息日のためにあるのではない。それだから、人の子は、安息日にもまた主なのである」(マルコ2:27,28)。
自治体も国もやらないなら、市民は自分で自分の子どもたちを守るほかない。三郷の女性のブログに少し情報があった。国と自治体のみなさんお願いしますと悲鳴を上げていらっしゃる。
http://chiekovsky.air-nifty.com/blog/2011/04/post-8d7e.html
筆者としては、こんなところで怒っていても仕方ないので、菅首相にメールを差し上げた。
今もなお福島第一原発からの放射能漏洩は続いている。
チェルノブイリ事故では最初に炉が大爆発したので、原発から500キロメートルも離れたところにもホットスポットができた。はるかドイツの森にもホットスポットができて、今もその森のきのこは食べられず、その森ではガイガーカウンターが鳴るのだとドイツからの宣教師が話していた。また北極圏のラップランドのツンドラ地帯にもホットスポットができて、それを食べたトナカイ、トナカイを食べたラップ人たちが被曝した。
ホットスポットになってしまった地域は程度に応じて、被曝に注意して適切な具体的行動を取る必要がある。
チェルノブイリ事故による汚染地図