苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

ロバの中身

 
「ロバの見かけは馬だけれど、中身は犬なんです」と昨日書いたのだが、こう言うときまって、「へー、ロバって犬の仲間なんですか」と反応する女性がいるので、念のために言っておきます。ロバは犬の仲間ではありません。れっきとした奇蹄目ですから、動物としては馬やサイの仲間ではあるのです。
 でも、外見は馬なんですが、その性格が馬というよりも犬みたいなんだということです。つまり、ロバは犬みたいに、よく世話をしてやさしくしてやる飼い主にはとてもよくなつき、忠実なものとなるのです。反面、いじめたり冷たくあしらったりすると、ひねくれたロバになり、甘やかすとわがままなロバになるということです。このへんが面白い。
 ロバというのは、聖書では馴染みの家畜ですし、中国でもインドでもとてもポピュラーな家畜なのですが、日本ではめったに見かけません。でも通販で買うことができます。http://www.pax.co.jp/roba.html上のかわいい写真の出典です。
 ロバとポニーとは違います。尻尾に注目してください。ポニーは馬ですから、その根元からふさふさとした長い毛ですが、ロバの尻尾は途中まで毛皮で包まれたひも状でその先にふさふさした毛がついています。くまのプーさんの友だちのイーヨの尻尾を思い出してください。それにロバは鳴き声が馬のようではなくて、志村けんです。


ついでに、http://fistoria.com/archives/736286.htmlから・・・。