苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

再臨界が起っているようです

 長年原発の危険性について訴え続けてきた、小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)によると、放出されている放射性物質から考えて、福島第一原発1号機で「再臨界」が起っていると判断せざるを得ないとのことです。今後の見通しはどういうことになるのかについて話されていますので、読者は参考してください。
 再臨界が起きたからといって必ずしもただちに爆発というわけでもないというのは、少々よい話です。しかし反面、いつまでも止めることができない状態のまま、いつ爆発するのかとひやひやさせられつつ何十年もかかって終息するということもあるようです。日立は東電に(再臨界なしで)廃炉まで30年かかると言っているそうです。チェルノブイリは100年かかると言っていました。気が遠くなるような話。
 この巨大なゴミを100年も、莫大な費用をかけて無事に管理し続ける必要があるわけです。米国によれば、廃炉にして取り出した燃料棒はさらに100万年監視しなければならないというのです。そのコストは天文学的数字になります。原発推進派は原発はもっとも安上がりな電気だと言っていましたが。これほどハイコストな発電システムはほかに見当たりません。
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10852953962.html