苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

ユーザーでなくメーカーに対処を

菅直人首相、海江田万里経済産業省大臣
                    2011年3月27日

  この緊急事態のなか日夜奮闘しておられることと存じます。

  私たち車のユーザーは、自分の車が深刻な故障をしたら、メーカーに修理を依頼します。東電は原発のユーザーであって、メーカーではありません。原子炉の素人です。まして原子力保安院の役人が素人であることはいうまでもありません。

 専門家とは、原子炉を作ったGEと日立と東芝の技術者です。なぜ、政府は素人たちに、壊れた原子炉を任せ続けるのでしょうか。こうした事態にあたっては、メーカーの技術者にこそ対処を求めるべきです。

  原子力資料情報室では、日立、東芝原発を設計した技術者たちが、東電が小出しにする情報をもとに、事故の分析をしています。田中三彦氏(元バブコック日立の原発設計技師)、後藤政志氏(元東芝原発設計技師)が、その分析と解説をしています。この方たちのいうことを聞くべきだと思います。

原子力資料情報室⇒http://www.cnic.jp/

第1号機の冷却材喪失事故について 
 ⇒http://www.ustream.tv/recorded/13573218



           主の恵みがありますように

                        筆者名(発送済み)