苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

三陸沖に地震  手を挙げて祈ろう

 KGK春期学校の4回の説教奉仕を終えて、ラウンジで学生たちと話していると、地震が起きた。3月11日午後2時46分ころ、数分間にわたる長周期型なので、いよいよ三陸地震か東海かと思ったら、前者だった。30年以内に起る確率99パーセントと言われていた宮城沖地震が、3月11日午後ついに起きた。震度6.5〜7、M8.8という巨大な地震。そして、大きな津波である。
 原発関連報道は、東北電力によれば、午後3時半現在、宮城県女川原発は、地震直後から1号機から3号機、すべての原子炉が自動停止しているという。
 また、東京電力によれば、午後3時現在、福島第一原発は1号機・2号機・3号機が地震直後に自動停止、福島第二原発は1号機から4号機が地震直後に自動停止している(11日15:35)。
 東北方面の諸教会との連絡が取りにくくなっているが、福島市のH姉は会堂・牧師館ま守られているとのこと。またいわき市の教会では、食器棚が壊れてめちゃめちゃになった由。仙台、盛岡、青森の兄弟姉妹とは連絡取れない。
 長周期型地震なので遠隔地も相当に揺れており東京・千葉方面でも家屋の倒壊、天井の落下、家屋の火災、東京湾に面するタンクの火災などが報道されている。もっとも被害の大きな地域との連絡はまったく取れない状態が続いている。現在午後4時40分。

原子力緊急事態宣言が政府から発令された。18時46分。

 自動停止した原発(福島第一)の冷却装置がバッテリー切れで作動しなくなっているとニュースで聞いた。このまま行って炉心がメルトダウンすると被曝地の救出活動が困難になる。自衛隊が電源バックアップに向かい、現在、電源バックアップのために作業中。
 祈ろう!
1.原発の冷却装置の回復のために。
2.神が強い東向きの風を起こしてくださり、陸地が放射能で汚染されないように。(救出活動ができるためにも非常に重要。)
3.雪の中にある被災地の方たちの救出活動のために。