苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

そば打ち会

 きのう主の日の午後、教会で恒例のそば打ち会をした。まことにありがたいことに、依田さんがご自分で種蒔きから始めて用意してくださったそば粉をご持参くださり、そば打ちの実演をしてくださった。そして、教会の兄弟姉妹も見よう見まねで、真剣に楽しくそばをこねたり、切ったりしていた。私は、今年はひたすら食べることと、写真撮影にまわった。
 名人のそばは、なんでこんなにおいしいのかと思うほど、今年ものど越し、歯ごたえがちょうどよかった。もうおいしくておいしくて幸せだった。3〜4年まえ、そばを打つ側にまわって食べるのを少し遠慮していたら、ほとんど食べられないで終わってしまって後悔したことがあった。名人の女婿の篠原兄はなんの遠慮もなく、ひたすら食べて腹いっぱいだとおなかをなでていたのに。以来、筆者はこの深い反省に基づいて、一昨年からは誰にも遠慮せず腹いっぱい食べること徹している。
 他方、初心者みんなでワイワイ作った方のそばは、長さ5センチくらいにぶちぶちに切れて、歯ごたえありすぎだった。でも太さは許容範囲だった。やっぱり・・・自分の経験上、こんなふうになるだろうと予想した通りだった。数年前、教会で初めて正月のそば打ち会をしたとき、筆者が打ったそばは長さ4〜5センチで、しかも太さはうどんみたいで許容範囲を超えていて、歯ごたえは硬くなった鏡餅みたいで、のど越しなんてものはあったものではなかった。今年の「ワイワイそば」の方が、ずっとそばらしかった。すばらしくはなかったが。
 そばというのは、ほんとうに打つ人の腕一つなのであるということを、もう一度確認したわけである。
 それにしても、名人、今年もほんとにごちそうさまでした。

           このお湯をまわすのがむずかしいとか。

    さささっと300回くらいこねる。早くしないとそばが風邪を引きます。

           棒でのばす。これも慌てずサッサッサと。

      棒に巻きつけて、シューとこすりつけては、回し、シューとこすり付けてはのばす。

      方向を変えて、もう一度棒に巻きつけて、同じようにしてのばします・・・・・。これを何度かする。

      これくらいぴらぴらの薄さになったらOKです。

 ぴらぴらになったのをたたんで、包丁で太さ0.2ミリメートルのつもりでトントントンとすばやく切る。見てると簡単そうですが、これが実に難しい。

           茹で上がったら、できあがり!うまそう!

           そばに合うのはてんぷら。