今回、神戸に帰ったのは義姉のお見舞いのためだったが、その方がわずかな滞在中に、管が取れて口から食事が摂れるようになったり、話ができるようになってきたのが嬉しかった。また、病院の近くの須磨海岸を兄と姪と歩き、そのあと明石の魚棚を歩いたのも気持ちよかった。須磨で育ったので、こうして時々海のそばを歩き、海の空気を吸いたくなる。
私は料理については食べるのが専門だが、兄は子どもの頃から料理に関心のあって、調理師になろうかと一時期考えたほどであった。今回の滞在中、兄が一日目の夕食には「なすをあしらえたナポリタン」、二日目の夕食には「広島焼き」を作ってくれた。そして三日目の朝は神戸長田区発祥のB級グルメ「そば飯」を作ってくれた。冷蔵庫の中を見て、ぱっぱっぱと手早く作ってしまうのである。どれもこれもおいしかった。
広島焼きは以前にも作ってもらったことがあって、おいしかったので、今回はリクエストして写真も撮って説明もくわしく聞いた。うちでも作るためである。そしてブログに作り方を詳しくメモしようかと思ったら、「だれでも作れるもんやから、ブログになんか載せたらあかん。」と言われてしまった。だがせっかく写真を撮ったので詳しい説明は抜きで一部だけ載せておく。一点だけポイントを書いておくと、お好み焼きと広島焼きのちがいは、お好み焼きはキャベツをメリケン粉を溶いた中に入れてしまうが、広島焼きは薄い生地の上にキャベツを山盛りにして、これを蒸し焼きにするという点だそうだ。蒸し焼きになった山盛りのキャベツがあま〜くておいしかった。粉はお好み焼き粉を使用。・・・けっこう書いてしもうたかな。
それから、評判の「明石焼き」を食べて来た。その紹介はまた・・。