春は別れの季節。きのう主の日は、午後の愛餐会で荒籾師ご一家、四本姉、原姉の送別会であった。涙、涙の時であったが、最後の荒籾師のしめのことばは、笑いすぎておなかが痛くての涙であった。「水草先生には、親身になっていただいて、ほんとうにたくさんのことを教えていただきました・・・・でも、みんな忘れてしまいました。」と荒籾師は言ったのだ。
そんなふうに愛餐会をしていると、窓外に白いものがちらちらし始めた。そうして、今朝になると、この三月も終わろうとするときに、一面の雪景色となってしまった。せっかく顔を出した庭のクロッカスが雪に埋もれてしまって、かわいそう。
涙雨の・・ならぬ、雪の別れとなった。