苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

雪が降って暖かい

 「きょうは雪が降って寒さがゆるんだね。」話には聞いていたけれど、小海に来て初めて実感したのは、雪は暖かさのしるしということである。氷点下10度を降る、肌に寒さが突き刺すようなときには雪は降らないのである。氷点下十度を降るときというのは、宇宙まで突き抜けるように空が真っ青な日なのだ。1月下旬から2月にそういう日がやってくる。教会堂がある標高900メートルのあたりで、早朝なら氷点下17度くらいになる。ここより標高が300メートル近く高い松原湖周辺では全面結氷した湖面を吹き渡る風でさらに冷やされて、氷点下20数度になる。
 今年は例年にくらべて結氷が遅れ、まだ歩けないだろうが、それでもすでに全面に薄氷が張っている。下旬になれば、寒さが好物の変人たち(?)が凍りついた湖面に穴を開けてワカサギ釣りを始める。背景に見えるのは八ヶ岳の峰々。

(町長さんの撮影)