苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

東海地震の長周期振動 東京、名古屋、大阪は

 今年は夏に静岡方面で少し大きな地震があって、「東海大地震?(けがをなさった方には申し訳ないが、)この程度ですめばありがたいことだが。」と思ったが、そうではなかった。こういう、いつとは断定できないが、必ず起こることのために、祈り続けることはとても難しいことではある。主の再臨を待つのに似ている。教会としてはとりなし祈り続ける務めがあると思って、小海の祈り会では原発震災問題については毎回取り上げて祈っている。
 ところで、東海地震はM8クラスのプレート型の巨大地震であるが、これには長周期振動がともなう。遠隔地の高層ビルの窓を突き破って、机やコピー機やピアノが降ってこないように対策する必要がある。特に重量のコピー機は、キャスターがついているので、地震になると恐ろしい凶器となる。
http://www.youtube.com/watch?v=7LLwfBfVqnA&feature=related
コピー機、冷蔵庫などは固定するための金具や形状をメーカーに義務付ける必要がある。

長周期地震動:東海など3地震予測 遠方で震源以上の揺れも

 大規模地震が発生した際、高層ビルや長大橋などで大きな揺れが長く続く長周期地震動の予測地図を、国の地震調査委員会が公表した。

 初の試みで、09年試作版として東海地震東南海地震宮城県沖地震の三つの海溝型地震を作製。震源地の近くと同程度以上の長周期地震動による揺れが、震源地と離れた平野部で起きる可能性を示した。

 東南海地震宮城県沖地震は過去に発生した地震東海地震は地下構造モデルなどを使い、揺れの継続時間や、5秒、7秒、10秒の各周期で揺れた場合の強さなどを予測した。

 東海地震では、新宿副都心の50階程度の高層ビルが影響を受けやすい周期5秒の長周期地震動を想定すると、震源地の静岡県と同様の強い揺れが関東地方のほか、濃尾平野大阪平野でも起きると予測された。揺れの継続時間も静岡県庁で最大90秒程度だったのに対し、東京都庁は5分間以上揺れ続けるとしている。

 東南海地震では、濃尾平野大阪平野で大きく揺れるほか、日本海側の金沢平野や富山平野でも一部で大きな揺れが起きる可能性が予測された。

 宮城県沖地震では、牡鹿半島東方の震源に近い仙台平野のほか、山形盆地や庄内平野などでも同程度の大きな揺れが起きる可能性があることが分かった。

 詳しくは地震調査研究推進本部のホームページ(http://www.jishin.go.jp/main/chousa/09_choshuki/index.htm)で公開している。【石塚孝志】」


*家具の固定方法
 地震で恐ろしいのは家具の転倒である。家屋が壊れて下敷きになった場合は工務店や設計者の責任だが、家具の下敷きになったら自分の責任である。ところが中越沖地震で家具が転倒した人は94パーセントにのぼるそうである。
 家具の固定にはコツがある。東京消防庁HPを見ておこう。転倒の実験ビデオ、家具の固定方法についても公開されている。石膏ボードの内装にビニルクロス貼りの壁の場合、これにねじ止めしても、ねじ拡張器具をつかっても壁がこわれてしまう。では、どうするかが、下で紹介されている。
 あと、思うことは、冷蔵庫に地震転倒防止対策用の金具や紐をつけるための穴をつけることの義務化である。
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/bou_topic/jisin/life00.html