先週金曜日、朝電話があった。ふるさと神戸の原田ご夫妻だった。諏訪に来ていらっしゃるという。ご夫妻は、三十一年まえ私が神戸の東須磨教会に通い始めて以来の交流である。お会いしたのが私の浪人時代の1月、19歳のときで、ご夫妻は前年に結婚なさったばかりだったと記憶する。若いのに落ち着いたご夫妻で、笑顔のいい方たちだなあと尊敬の念を抱いていた。
お昼前にご夫妻が到着されて家内と一緒に食事をし、あとは小海町のとっておきの場所にあんないした。私が小海に住み始めたときに、本間の篠原さんが「ここはとっておきの場所だ」と車で案内してくれた五箇の水源地と千代里牧場、そして、そこから上った浅間が展望できる場所、そして松原湖バイブルキャンプである。
お互い会うと、あまり変わらないねえといいながら、ご長男が三十歳を超えたおっさんになっていると聞いて、時間が経ったのだなと実感した。この三十一年間、なんと主は恵み豊かに私を導いてくださったことだろう。特に、よき友とよき師とよき隣人に恵まれてきた。そして、忘れてはいけない、いつまでもかわいい良き妻に。