苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

自然環境

地球温暖化CO2犯人説は間違いのようですね(1)

世の中うそばかりみたいですねえ。地球温暖化がCO2によるという説、アル・ゴアの『不都合な真実』を見て以来、信じていたのに、どうもウソらしいということを何度も聞かされていまして、今回、下のビデオを見て、な〜んだウソだったんだと納得してしまい…

首都圏ベッドタウンでの、「放射能都市濃縮」

友人に教わって、NHKクローズアップ現代の「知られざる放射能『都市濃縮』」という番組を見ました。放射能が、農村ではなく都市という構造物のゆえに非常な濃縮が生じているということが、千葉県柏市のごみ焼却場と茨城県守谷市の人工河川を例としてレポート…

水の話

(文科省によるセシウム134,137の沈着量http://savechild.net/archives/10274.html) 21世紀、水紛争が世界中で多発すると言われる。年間2800万トンの穀物を輸入している日本は陰の水大量輸入国である。穀物を1トンつくるには、水を1000トン使用…

短歌二首

心平のモリアオガエルも被曝危機 もう聞けぬのかケルルンクック (6,6朝日、馬場あき子選) 北海道日高の先輩が教えてくださった二首。私たち人間の便利享受のために大量の電気を使い環境を破壊したために、カエルたちも迷惑している。それでなくても今世…

土と水と空気さえあれば

教会の篠原さんに紹介されたビデオ。 第一のメッセンジャーは肥田舜太郎医師。肥田氏は、広島原爆に遭った人々のために、その医師としての生涯をささげて来られた方。低線量被曝による原爆症=原発症の実態をだれよりも多く見てこられた医者として、話をされ…

内橋克人「問われる日本のエネルギー政策」

今朝(5月10日)ラジオに内橋克人さんが登場して、「問われる日本のエネルギー政策」というテーマで話をしていた。デンマークの実践例の紹介である。感銘を受けたので、その後半の本論の要点をここにメモしておく。 〜〜〜〜〜〜〜以下、引用〜〜〜〜〜〜〜…

電気自動車はエコカーでなくエゴカー

自動車メーカーは電力会社と一緒になって、電気自動車を、エコカーすなわち環境に配慮した車として、大々的に売り出そうとしている。だが、よく考えればあれはエコカーではなくて、エゴカーである。電気自動車が配慮している環境とは、「私が」車を走らせて…

孫正義氏、自然エネルギーによる東北・日本の復興プラン

4月20日、孫正義氏が、自然エネルギー財団を設立を発表した。下に、その概要を記す。 原発は廃棄物処理費用・事故賠償費用なども含めればきわめてハイコストな発電方法であることが判明した。世界では原発は新設されていない。ここ4,5年の「原発ルネサンス」…

TPP推進派こそ平和ボケではないのか<1月末追記あり>

「平和ボケ」ということばは、しばしば憲法9条を大事にしようという主張をする者たちに向けられてきた。「愚か者、臆病者たちが、いつ戦争になるかわからない時代に何を言っているのだ」というふうに。ところが、彼らは今しきりにTPP加盟を推進している…

地球球体の有限性の認識

昨日、野辺山の青野さんのご自宅での太田一男先生の講演をうかがう機会に恵まれた。太田一男先生はかつて酪農学園大学の政治学の教授で、今は、同大学名誉教授で老人ホームの理事長をなさっている。青野さんはこの大学のOBである。演題は「『時代が変わる…

TPPのいう「自由」とは「無法」である

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)は、「貿易自由化」を目ざしているが、そこでいう関税撤廃によってもたらされる「自由」とは「無法」という意味にすぎない。したがって、TPPは「貿易無法化」にほかならない。プロゴルファーが素人相手に、「ハンデ…

ミツバチの減少

トンボの激減はラジオで聞かされ、身近でも見られていることだが、ミツバチの急激な減少という報告はもっと以前から聞かされている。ミツバチの減少はここ20年ほどのことであって、米国では600万匹から250万匹に減少しているという。原因は、農薬だとか、電…

ふるさとの海

(須磨海岸と鉢伏山) 兄と須磨の海岸に出かけた。子どものころ、よく歩いて須磨海岸まで泳ぎに行ったものだった。海の水は子どものころに比べると、格段にきれいになっている。当時は、なりふりかまわぬ高度成長期で海も汚れていた。須磨の海岸から南に向け…

ふるさとの山

「ふるさとの山はありがたきかな」という。3年ぶりに神戸に帰省して、須磨にある兄の家に泊めてもらった。兄の家は六甲連山の西端の山のふところ、山陽電車板宿駅から10分のところにある。日ごろ暮らしている信州ののこぎりのような若々しい山並みとはちが…

中世教会史23  托鉢修道会

1.インノケンティウス3世とフランチェスコ ベッテンソンp195− ベネディクト会、シトー会といった従来の修道会は、農村を基盤とし俗世を離れて「祈りかつ働け」をモットーとするものだったが、これでは急増した都市には向いていなかった。聖職者たちは…

環境に関する聖書の教え

松原湖の猪湖(標高1123m)を散策した。秋の始まり。 小鳥にも福音を語ったという聖人フランチェスコにちなんで、現代の緊急の環境問題についての聖書のヒントを提示しておきたい。 1. 環境問題の危機的現状――地球温暖化――「地球の気温が現在から2.4度上…

赤とんぼ

きのうの記事にちなんで、通信小海95号(2001年9月発行)の記事を掲載します。 「ただいま―。トンボとってくる。」先月末、五つになった末息子は、今、とんぼ取りに夢中である。保育園から帰ってきては、夕食時まで毎日とんぼとりをしている。朝も、である。…

赤とんぼ激減

今日、教団の務めで埼玉に出かけた帰り道、ラジオを聴いていたら「生物多様性」についての特集番組をしていた。そのなかで、赤とんぼ(アキアカネ)が、日本全国で、ここ5年ほどで百分の一ほどに激減しているというレポートがあった。水田が減っていることは…

僕の青春はカエルだった

中学二年生から高校三年生まで、なぜかモリアオガエルを追っかけまわしていた。当時、住んでいた神戸の須磨に禅昌寺という寺があって、境内の幼稚園の小さな池にモリアオガエルが生息していた。中学2年生の春、第二理科部(生物部)だった私と友人のK君とI…