苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

水を30分ごとにゴクリ

 今日は北海道聖書学院に出講日です。冬学期は、組織神学で聖霊論を学んできました。聖霊論は狭い意味では、聖霊がどんなお方かを聖書に学ぶわけですが、担当しているのはもっと広い意味で、聖霊プロパーだけでなくキリストが成し遂げ獲得してくださった祝福を聖霊がどのように私たちに適用してくださるのかという、救済論全般を学びます。

 ところで、この冬学期、風邪をひくまいと考えて、実践していることは、ひたすら水を飲むことです。もともとあまり水は飲まない方だったのですが、今は、クラスの最中もときどき飲みます。「ウィルスが入って来ても、のどや鼻が湿潤であればやられることはないそうです。のどが乾燥していると入られるのだ」と教わったので。今シーズンは、その効果のせいか、風邪はひかないで済んでいます。

 あと、家内に昔からずっと言われているのは、手洗いとうがいです。このごろは、トヨタの名車みたいな名前の肺炎になりやすい風邪のニュースにもう辟易しています。もともと日本では毎年インフルエンザ感染者が1000万人、そのうち3000人ほどは直接的に、肺炎などに移行してあわせて1万人ほども死んでいるのに、さほど騒ぎません。ですが、今年は新型であるせいか、ものすごい騒ぎです。なんなんでしょうね。全国的に休校になって子どもたちが家に閉じ込められていますが、専門機関の発表では子供はほとんど罹らないと言われているのに、これはいったい何なんでしょう?

 そのうえ、こんなみんながパニックに陥っているようなときに、来週には「緊急事態宣言」法を決めてしまえという動きです。こういう基本的人権に触れそうな重大事は、あらゆる事柄を想定することができる冷静な頭のときにやるかやらないかを決めるべきだと思うのですが。

 とにかく、水を飲むといいですよ。30分ごとに一口ゴクリ、1日2リットルだそうです。あと、睡眠と栄養と運動で免疫力を高めましょう。怖がって家に閉じこもってニュースばかり見ていたら、気がめいって、よけいに具合が悪くなります。ただし、運動するなら、散歩がおすすめです。今回の風邪は、おじさんたちが汗みどろになって、よだれがあちこちくっついているスポーツジムみたいなところが感染源だそうです。

 でも、こんなわさわさしている中で、みことばが与えられました。

「神を愛する人々、すなわち、神の御計画にしたがって召された人々のためには、神はすべてのことを働かせて、益としてくださることを私たちは知っています。」ローマ8章28節。