苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

カラス

 週報原稿書き上がったので、家内にチェックしてもらっています。一休み。
 この間、神学校でカラスのことが話題になりました。カラスは顔認識ができるので、カラスに親切な人には親切ですが、カラスに意地悪する人には頭を爪で攻撃してくるという話をしていたら、N神学生が体験談を話してくれました。

 春、子育てでカラスの気の立っているとき、お子さんと公園にいたら、カラスが攻撃してきたので、反撃したそうです。そうしたら、翌日、カラスが急降下してきて、頭に爪を立てたそうです。でも、その後、暑い日にカラスが地面に倒れてヘロヘロになっているのを見つけました。電線からは別のカラスが心配そうに見ていますが、なにもできないでいます。そこで、N君は「汝の敵を愛せよだ」と思って、水をもってきてヘロヘロカラスにあげると、そのカラスはものすごく喜んで水をぴちゃぴちゃ飲んでいたそうです。しばらくしてゆくと、ヘロヘロカラスはいなくなっていました。その後、カラスはN君を攻撃してこなくなったそうです。
 うちの家内は苫小牧に来た当初ゴミ箱をカラスが荒らすので掃除をしていたら、カラスに目を付けられて、脅されたことがありました。でも、この頃は、冬は餌が無くて困るだろうと、ロダの餌をわけてやるので、カラスに慕われるようになりました。私は烏に会うと、きちんと「おはよう」「こんにちは」と礼儀正しく挨拶します。いつか「オハヨー」「コンニチハ」と返事をしてくれるのを楽しみにしています。