苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

完全に透明なソーラーパネル

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https://www.the-open-mind.com/transparent-solar-panels-will-turn-windows-into-green-energy-collectors/

 完全に透明なソーラーパネルミシガン州立大学の研究者たちによって開発されたそうです。ガラス張りのビルは、自家発電することができるようになりますね。

 これに限らず、自然エネルギーの技術は日進月歩しています。バードストライクやストロボ現象が問題になっていた風力発電の装置も、そういう問題をクリアしたものが登場しています。ほかにもさまざまの技術があります。

 我が国の場合は、既得権益にしがみついている原発ムラの住民たち(原発メーカー、電力会社など)が、送電線の使用を妨害したり、経産省にロビイングしたりして、自然エネルギー発電の普及の妨害をし続けているため、すでに世界に取り残されてしまいました。そして、あろうことか巨大地震が迫りくる状況下で、各地の原発を再稼働しつつあります。愚かなことです。自然エネルギーの技術については、我が国は取り残されました。以前にも書きましたが、昔、米国のBIG3と呼ばれた巨大自動車メーカーが、政府に圧力をかけて米国内の排ガス基準を緩くさせて技術開発を怠った結果、米国車は世界に通用しなくなって、凋落したのと似た構図です。

 日本には潜在力はあります。モノづくりが息を吹き返すためにも、地震対策のためにも、国はさっさと方針を転換すべきです。将来を展望できる賢明な指導者が必要です。