苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

HBIで授業スタート

 今日は、HBI(北海道聖書学院)の授業の開始で、チャペルでお話のあと、午前2コマ、午后2コマで、さすがにちょっとくたびれました。でも、本科生3名に、聴講生2名で、積極的な授業参加があって、楽しくなって行きそうです。

今回、担当は組織神学のキリスト論・救済論なのですが、今日は序論なので、「組織神学」のイントロからスタートでした。こんなアウトライン。

 

1.神学の目的

2.森を見て木を見る

3.66巻から成る聖書を一冊の啓示の書として見る

4.近代主義神学への時代思想の影響・・・啓蒙主義の影響

   デカルト・・・自律理性、要素還元主義

     カント・・・・事実と意味の分離

   ヘーゲル・・・弁証法

5.聖書の神言性と人言性

6.教理史をわきまえること

7.教理史上に現れた神学体系の三類型

 

まとめ

①神を愛し、隣人を愛することである。空虚な知的高慢に警戒せよ。

② 全体と部分の両方をわきまえよ。

③聖書の諸真理の関連を知ることにより、より深く豊かにこれを知れ。

④聖書の神言性と人言性をわきまえよ。

⑤教理史をも視野に入れよ。

⑥神学体系は罪観を支点として3つの類型がある。