2014年4月30日の本ブログの記事に7万キロ走ったセレナC24のCVT(無段階変速機)が故障したことを書いたことがあります。その時は、CVTのプライマリセンサーとセカンダリセンサーを交換することで済みました。
http://d.hatena.ne.jp/koumichristchurch/20140523/p2
ところが、あれから4年たって、今回は走行中に、突然、エンジンの力がタイヤに伝わらなくなってしまったのです。開いてみると、CVT内部のチェーンが破断して、完全に壊れていました。
ネットで「セレナ CVT 故障」で検索すれば、たくさんの故障に関する記事が出てきます。CVTはもともと軽自動車用に開発されたものだそうで、それをセレナのような大きな車に載せることに問題があるようです。
今回のCVT故障というか、崩壊には前兆があったことに気づいたので、ここにメモしておきます。たぶん5月頃から20キロ以上で走るとウィーンというかビーンというか、そういう音がダッシュボードの向こうから聞こえるようになっていたのです。何の音だろうなと思っていましたが、今思えば、あれがCVTチェーンが切れかかっていた音なのでした。参考のために、メモしておきます。
メーカーである日産は、ずっと以前に、このCVTの欠陥を認識して平成25年8月末までという期間限定の無償交換キャンペーンをしましたが、さっさと打ち切りました。自動車メーカーとしての良心を疑わざるをえない無責任な対応です。
http://www.nissan.co.jp/RECALL/DATA/info00011.html
追記>CVTはいまだ開発途上の技術であるらしく、ネットで調べてみると、トヨタもホンダもCVTは壊れやすいみたいです。がっかりですね。