苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

マンモスの牙を発掘して生活している人々

 シベリアの北方、ノヴォシビルスク(ニューシベリア)諸島にはマンモスの牙を掘り出して生活している人々がいる。「学者はロシアの領土にあるマンモスの遺体は数10万トンに及ぶと推定している。毎年20〜60トン発見されている」とのこと。ワシントン条約象牙を取ることが禁止されているので、マンモスの牙が工芸品やハンコに用いられるようになって、商売になるのである。
 ところで、ノヴォシビルスク諸島というのは、地図で見ると北極海の東シベリア海に位置している。グーグルマップで検索していただきたい。かつて、巨大な象が生活できる環境がここにはあったのである。マンモスは、昔、誤解されていたように寒冷な地域に生活する動物ではなく、温帯性の動物である。三つ証拠がある。第一は冷凍されたマンモスが発見されて、その皮膚組織を調べた結果、寒冷地に住む動物にはかならずある皮脂腺というものがマンモスにはなかったこと。第二は、冷凍マンモスの胃から未消化のイネ科の植物、スゲ、キンポウゲが出てきたことである。第三は、マンモスの骨が発見される同じところから、ほかの温帯性の動物の骨も発見されるということである。
 この事実は何を意味しているか?北極海は、かつては温暖な気候であったということ、そして、ある日突然、何らかの原因で激変したということである。いったい、なぜそんなことがありえたのだろうか?

こちらリンク先必見
「シベリアでマンモスの牙を掘り出して暮らす人々」
http://osoroshian.com/archives/43168298.html


 北極海が昔は温帯性気候であった原因は、可能性として少なくとも4つ考えられる。
1.デイアフタートゥモローみたいに温暖化によって北極の氷が解け落ちることによって、海流が止まって急激な気候変動が起きた。・・・でも、北極海がもともと温帯性だったのだから、この解釈はむり。
2.地殻が突如移動してシベリアが温帯から寒帯になった。・・・これは地形的に無理だろう。
3.創造科学の人々は、「上の水」ゆえに地球全体が温室のような状態であったが、大洪水でこれが降り注いでしまったゆえに、極地の寒冷化が生じたという。土砂に埋められて化石化するのでなく、冷凍されたというのだが・・・
2 地軸が突如移動したために、旧温帯が寒帯になった。これが有力な気がする。

 いずれにせよ、破滅的激変カタストロフィあったことは事実である。過去も現在も同じような自然の過程が続いているという前提で過去の自然史を説明しようとする古ぼけた斉一説はまったく役に立たない。