苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

久しぶりに、デイ・アフター・トゥモロー 

 きょう苫小牧は夕方から、凄い吹雪になって雷がゴロゴロなっていました。そういう中で、デイ・アフター・トゥモローを家族で見ました。映画は古さを感じさせず、むしろ、予言的中だなあということを感じさせるものでした。特に真冬の超巨大ハリケーン。それに大統領役の俳優の風貌がゴアさんに似てました。でも、夜になると苫小牧の風雪雷は、もう止んで静かになりました。
 この冬は北極圏からの大寒波がアメリカ大陸東半分を襲って、フロリダで雪が降ったとか、シカゴが氷点下30数度だとか言っていますね。
 ところで、太陽の活動を観察している科学者たちの中には、2030年ころから小氷河期にはいると主張している人たちがいます。しかし、デイアフタートゥモローのようにわずか数日の嵐で氷河期が突然訪れるという設定に対しては、批判が多いそうです。でも、シベリアではマンモスが温帯の草を食べている最中に、ごく短時間で氷漬けになっているのが、今日も発見されていることを説明しようとすれば、いわゆる常識的な説明では無理でしょう。氷から出てくるシベリアマンモスの数が多いので、ワシントン条約アフリカゾウなどの象牙が禁止されたので、マンモスの牙のハンコが今普通に売られていますが、商売になるほどたくさんのマンモスなのです。ちなみに、マンモスは毛むくじゃらなので寒冷地帯の動物だと誤解している人が多いのですが、実際にはマンモスには寒冷地の動物にあるはずの皮脂腺がありません。温暖な地域の動物なんです。暖かい日差しの下でキンポウゲなんかをマンモスの群れがむしゃむしゃ食べていたら、突然、氷点下数十度の寒波に襲われて凍り付いてしまったという出来事があったんです。原因はわかっていないようですが、とにかく地球規模で激変があって今まで温帯だった地域がきわめて短時間で寒帯になったことは事実です。
 とまあ、ひさびさにあのビデオをみてメモしました。