苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

水草という名字(4)

 今しがた、東京の「水草さん」から電話をいただきました。珍しい苗字が気になって、ルーツを調べたりしているそうです。まだ若い36歳の方です。
その方によれば、水草という苗字は、鎌倉時代からあるそうで、北条氏の家臣だったそうです。その後、赤穂藩に仕え、おとり潰しになるなどいろいろあって、広島福山方面と愛知尾張方面に分かれるようになりましたが、両方はつながりを持ち続けてきたそうです。東京の水草さんは、尾張徳川家に仕えていて江戸屋敷住まいをしていた尾張水草の子孫にあたります。
 ところが、この東京水草さんは広島ともつながりが直接的にもあるというのが、今回の新情報でした。そして、広島の福山市水草さんの話になったら、福山市の箱田という地名が飛び出したので、びっくりしました。
 「箱田」というのは、私が幼稚園の夏休み、一度だけ、クーラーのついていないマツダキャロルの後部座席に三人兄弟つめこまれて、つれていってもらったことがある古い親戚の家があるところです。グーグルマップで福山市水草さんの住所を探し当てたら、まさにそこでした。
 その近所には、記憶の中にあるため池と小さな丘もありました。グーグルマップで地図に降り立ってみたら、まさに、道路は舗装されて、家は立派になっているけれど、幼い日の記憶の中の風景です。ため池を、青大将が泳いで行ったのを今も憶えています。