苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

量るように量られる

 加計学園問題の実情を知る文科省事務次官の前川氏が、官邸の最高レベルからの圧力があったことを証言した。官邸とべったりの読売新聞は第一面に前川氏は出会い系バーに通っていたと報道した。その報道を利用して、官房長官は口を極めて前川氏の人格攻撃をした。出会い系バーなどに出かけて女性の貧困調査などということはありえないと言わんばかりだった。そのことと官邸からの加計学園にまつわる不正な圧力とは、何の関係もないのだが、官房長官は「国民は愚かだから、前川を貶めれば、ごまかして逃げ切れる」と思ったのだろう。ネット上にも、官房長官ふうの勘繰り記事があふれている。自民党ネットサポーターズクラブの仕業なのだろう。
 だが、前川氏の言うことは、官房長官をはじめとする自民党議員たち程度の品性の人々には、信じがたいことであろうが、事実なのである。

「官邸の情報操作失敗 -- 前川前次官の〝貧困調査〟は本当だった!」

… 光文社「FLASH」(5/30)より

麺類が多かったかな。女性客はチケットで食事が無料になることがあるから、食事をしている人もいるけど、味はいいけど、千円以上もする焼きそばを食べるお客さんは少ないから。二時間コースで入ってご飯を食べて、ほとんど女の子を呼ぶこともなかった。何しに来てんだろうって感じ」

この男、常連のお客さんだった。

別の女性客も覚えていた。

「自分が来るようになったのは去年からだけど、もう常連だったみたい。ほかの女の子が2年くらい前から来てるよって教えてくれた。だいたい、週1回は来ていたよ。週3回くらい来てた時期もあったみたい。あのお客さんは、たいていカウンターの同じあたりに座っていた。出会い系バーが賑わうのは、出会い系喫茶が閉店する深夜0時過ぎなんだけど、21時頃に来店して0時前に帰っちゃう。変わった人だなと思っていた」

実は、こう証言した女性こそ、前川前次官と”店外交際”した美女なのである。25歳のアパレル店員という彼女は、卵型の顔に黒髪が似合う清楚系だ。女優の武井咲に似ていると、周囲からはいわれるという。

そう、前次官、連れ出していたのだ。前川前次官からの同席希望があったのは昨年の夏前ごろだったという。すでに何度か前次官を見かけたことがあったので"なぜ、いまさら?"と思ったのも納得だ。

清楚系25歳が続ける。

「席につくと『外に出よう』って。意外に積極的だなと思った。"お小遣いがもらえるなら"と答えたら、『わかっています』と。近くの焼鳥屋でビールとか飲んだ記憶はあるけれど、何を食べたかまでは覚えていません。『お酒が飲める年齢だよね?』と最初に聞いてきたので、"ええ、まあ"と(笑)。仕事のことや、休日に何をしているのか聞いてきたけれど、あまり個人的なことは聞かれても答えられないので、適当にごまかしました」

「一応、私から、"この後、どうします?"って聞いたら、『何?』と聞き返してきたので"大人のお付き合い"というと『僕はないなぁ』と。5千円もらって『(時間が)遅いけれどきをつけてね』といわれました」

これが女性が語った一部始終。

 主イエスは、「 さばいてはいけません。さばかれないためです。あなたがたがさばくとおりに、あなたがたもさばかれ、あなたがたが量るとおりに、あなたがたも量られるからです。」とおっしゃったが、私たちが人を判断するとき、自分がどの程度の品性の人間であるかを暴露することになるという意味でもある。結局のところ、官房長官の判断は下衆の勘繰りでしかない。

Wikipedia
下衆の勘繰り(げすのかんぐり)とは、品性が無く心の卑しい者は何事においても余計な邪推を巡らせて、そこに相手の悪意や敵意を疑うということ。

<追記>
 週刊文春の続報でますます前川前事務次官が、現代の水戸黄門のような、あしながおじさんのような人物であったことが明らかにされている。
↓こちら参照
http://news.livedoor.com/article/detail/13141493/