好著です。家内は、リハビリでお世話になった先生ふたりにプレゼントするといって、アマゾンに2冊注文しました。
前半は、憧れの巨人軍選手までの道のりと挫折、その後職を転々としてさまよった7年間、そして老人ホームで天職と奥さんとキリストとの出会い、そして、高卒から大学教授へという自伝。神戸人という、大阪人ほど強烈でなく、京都人ほどお高くなく、ほどほどの関西人のおかしさで書かれています。そして、生ける神が氏の人生を導いてこられたんだなあと感じさせられる、よい証(あかし)となっています。
後半は、介護職、感情労働職、バーンアウト対策など、私のそしておそらく非常に多くの人々にとって全然認識不足であったことが丁寧に広く深く記されています。どなたも、読まれたらきっと得します。