苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

男らしく強いとは

16:13 目を覚ましていなさい。堅く信仰に立ちなさい。男らしく、強くありなさい。 16:14 いっさいのことを愛をもって行いなさい。(1コリント16章13,14節)

 学生時代に意識していたみことばとして懐かしい。男らしく強くあることとは、怒ることでも、こぶしを振り上げることでもなく、いっさいのことを愛をもって行うことなのである。自分の怒りや激情に振り回されることは、弱いことであり、これを愛の方向に正しくコントロールできることが強いことなのである。主イエスこそ、もっとも男らしく強いお方だった。
 それはそうと、「男らしい」「女らしい」ということばが禁句とされるような風潮が今日あるけれど、神がある人は男として、ある人を女として造られたのだから、人はそれぞれ自分の性を受け入れて、それにふさわしくあることが適切な態度なのだというのが、聖書の信仰である。