苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

信州クリスチャン修養会



http://hanatachi.sakura.ne.jp/pl_y2/sub/chishitsu2.html
今日は、信州クリスチャン修養会に教会の兄弟姉妹たちと出かけてきました。会場は長野福音教会。講師は、大和昌平先生(TCU教授)。テーマは「諏訪の信仰とキリスト教信仰」を大きな題として、三つのお話でした。興味津々のお話でした。
 一つ目の話は、「諏訪の信仰」というのは、縄文時代自然宗教に根ざしている。それはフォッサマグナのへそにあたる諏訪湖という土地と関係しており。この地における超巨大地震の記憶と関係している。自然の脅威に対する恐れに対して、「鎮まりたまへ」というのが、諏訪信仰の根っこにある。諏訪の御柱がコロや車輪を使わずに引きずって運ばれるのは、旧石器時代の様式を保存している。私たちは救済論的なメッセージだけでなく、そうした自然を造り支配したまう創造主を伝える必要がある。・・・ということ。
 二つ目は「信州善光寺阿弥陀信仰」、三つ目は「カナンの死者崇拝と日本の祖先崇拝」でした。

特別賛美演奏を神戸のTrio Selaさんがしてくださいました。ピアノと、ソプラノ・サックスとアルト・サックスの演奏でした。それはそれは、すばらしい演奏でした。ソプラノ・サックスの井上麻子姉で、アルトサックスとピアノのご夫妻のCSの教え子だそうです。麻子さんはパリのコンセルヴァトワール音楽院卒と説明があったら、へーっと声が上がったのはノダメ・カンタービレの効果でしょうね。