苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

ローズンゲン8月22日 主を待ち望め

(哀歌3:25)
口語訳
主はおのれを待ち望む者と、
おのれを尋ね求める者にむかって恵みふかい。


新改訳
【主】はいつくしみ深い。
主を待ち望む者、主を求めるたましいに。


新共同訳
主に望みをおき、尋ね求める魂に、
主は幸いをお与えになる。

 翻訳については、新共同訳が「主は幸いをお与えになる」が独特。ヘブル本文は、単に「主は良い(トーブ)」である。語順は、新改訳がヘブル本文のまま。新改訳に慣れ親しんだ私にとっては、これが一番よいように感じられる箇所。
 哀歌には、辱めを受け、苦しみの淵で、主を待ち望むという主題が貫かれている。じたばたとあわてて、人とか金銭とか物とか組織とか、他のなにものかに望みを置くのでなく、黙って主を待ち望め、と。