苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

ローズンゲン8月13日  主のわざを指折り数え

詩編147章5節
口語訳
われらの主は大いなる神、
力も豊かであって、その知恵ははかりがたい。


新改訳
われらの主は偉大であり、力に富み、
その英知は測りがたい。


新共同訳
わたしたちの主は大いなる方、御力は強く、
英知の御業は数知れない。

 詩人は、主なる神が追いやられたイスラエルの民を再び集め、国境を守ってくださった御わざを感謝し、また、雨雲を用意し、雨を降らせてくださり、山々に草を生えさせ、獣たちに食べ物を与えるという摂理のわざを褒め称えている。その素朴で具体的な表現がおもしろい。「神は全知全能である」と抽象的な命題を発するのとはちがう味わいがある。
 私も、ひとつひとつ具体的に主のみわざを数え上げ、感謝する。寝る前に両手を広げて、その日、主がなしてくださったみわざを指を折りながら十かぞえ上げて、感謝して眠る。この習慣を、十五年ほど前にある方から教わった。