苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

ローズンゲン7月1日  偽預言者と真の預言者

(エレミヤ23:29)

文語訳
ヱホバ言たまはく我言は火のごとくならずや又磐を打碎く槌の如くならずや
口語訳
主は仰せられる、わたしの言葉は火のようではないか。また岩を打ち砕く鎚のようではないか。
新改訳
わたしのことばは火のようではないか。また、岩を砕く金槌のようではないか。──【主】の御告げ──
新共同訳
わたしの言葉は火に似ていないか。岩を打ち砕く槌のようではないか、と主は言われる。
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 北イスラエル預言者も偽りを語り、サマリヤの預言者も偽りを語り、そして正統的で権威あるはずのエルサレムの祭司と預言者たちも「主のことば」と称して、単なる彼らの夢・願望を語り、民を惑わし【主】に背かせていた。彼らは、人々が偶像の神々と【主】を並べ崇拝させつつ、『【主】はあなたがたに平安があると告げられた』と語り、『あなたがたにはわざわいが来ない』とやさしげに語っていた。
 これに対して、預言者エレミヤに託された主のことばは、火のように罪を焼き尽くし、岩を砕く強力なハンマーのように頑なな心を打ち砕くものだった。

  「4:2 みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。寛容を尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。 4:3 というのは、人々が健全な教えに耳を貸そうとせず、自分につごうの良いことを言ってもらうために、気ままな願いをもって、次々に教師たちを自分たちのために寄せ集め、 4:4 真理から耳をそむけ、空想話にそれて行くような時代になるからです。 4:5 しかし、あなたは、どのような場合にも慎み、困難に耐え、伝道者として働き、自分の務めを十分に果たしなさい。」(2テモテ4:2−5)

 この伝道者としての原点を確認。