苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

ローズンゲン6月9日

申命記18章14節
文語訳:汝が逐はらふ故の國々の民は邪法師卜筮師などに聽ことをなせり然ど汝には汝の神ヱホバ然する事を許したまはず

口語訳:あなたが追い払うかの国々の民は卜者、占いをする者に聞き従うからである。しかし、あなたには、あなたの神、主はそうする事を許されない。

新改訳:あなたが占領しようとしているこれらの異邦の民は、卜者や占い師に聞き従ってきたのは確かである。しかし、あなたには、あなたの神、【主】は、そうすることを許されない。

新共同訳:これらの国々の民は、卜者や占い師に尋ねるが、あなたの神、主はあなたがそうすることをお許しにならない。
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 情報が人生の成功の成否をきめると宣伝される時代である。私たちは未来に関する知識に頼って生きたいと思いがちなのだろう。また、経済も地震も政治も国際情勢も不安な時代、未来にたいして不安を抱かない人は少ない。そこにサタンもつけ込んで誘惑する。「きょうのラッキーカラーは赤」などと言って。
 占いの類は馬鹿にしていても、心縛られるものがある。その日たまたま赤い服を着て出かけて、たまたまいい仕事ができたりすると、『もしかして・・・』などと心の片隅で思ってしまったりする。そこが、奴のねらい目なのだ。
 だが、主は、私たちが未来の知識にではなく、瞬間瞬間、真実な主に信頼することを求めていらっしゃる。だから主は、ご自身の再臨についても年月日を決して教えてはくださらない。
 主よ、あなたに信頼して、きょうの一日を歩みだします。