苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

石油は20年で枯渇する・・・常識のウソ

 私が小学生のころ、「石油は20年で枯渇する」と先生が言っていました。高校生になった時も、テレビでは「石油は20年で枯渇する」と言っていました。「あれ?」と思いました。40歳になった頃、やはり「石油は20年で枯渇する」と言っていました。50歳になったこのごろは、「石油はあと30年か40年で枯渇する」とか言っています。・・・嘘なんですよ、この「世界の常識」は。

 石油が化石燃料であるとすれば有限だということになります。これは西側世界で常識の有機起源説。しかし、東側世界では、石油はマントルで絶えず精製されているいわば分泌物だという無機起源説が常識だそうです。いったん枯渇した油田を数年後調べてみたら、また一杯になっていたという現象は無機起源説でなければ説明しにくいでしょう。


下にリンク先を書いたNAVERまとめにあるように、「石油が枯渇する」というのは、石油価格を高くしておくため、あるいは原発宣伝のための利権団体のプロパガンダなのかもしれません。

「『あと○年』という数字は、『いま採掘している、あるいは石油メジャーがある作戦のもとに採掘可能な石油を公表している数字、それをもとに計算すると……』ということなのです。」(武田邦彦『『武田教授の眠れない講義 「正しい」とは何か?』)

↓こちらをどうぞ。
http://matome.naver.jp/odai/2136848864625154601


*石油の無機起源説(無機成因論)については、Wikipedia「石油」の「起源」を参照。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E6%B2%B9