苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

岩を割って水を出した場所

17:1 イスラエル人の全会衆は、【主】の命により、シンの荒野から旅立ち、旅を重ねて、レフィディムで宿営した。そこには民の飲む水がなかった。 17:2 それで、民はモーセと争い、「私たちに飲む水を下さい」と言った。モーセは彼らに、「あなたがたはなぜ私と争うのですか。なぜ【主】を試みるのですか」と言った。
17:3 民はその所で水に渇いた。それで民はモーセにつぶやいて言った。「いったい、なぜ私たちをエジプトから連れ上ったのですか。私や、子どもたちや、家畜を、渇きで死なせるためですか。」
17:4 そこでモーセは【主】に叫んで言った。「私はこの民をどうすればよいのでしょう。もう少しで私を石で打ち殺そうとしています。」
17:5 【主】はモーセに仰せられた。「民の前を通り、イスラエルの長老たちを幾人か連れ、あなたがナイルを打ったあの杖を手に取って出て行け。 17:6 さあ、わたしはあそこのホレブの岩の上で、あなたの前に立とう。あなたがその岩を打つと、岩から水が出る。民はそれを飲もう。」そこでモーセイスラエルの長老たちの目の前で、そのとおりにした。

 本日の祈り会では、出エジプト記17章1−7節の、荒野で水がなかったとき、主のご命令にしたがってモーセが杖で岩を打って水を出したという箇所でした。
 歴史上のホレブ山(シナイ山)は、伝統的に言われるようにシナイ半島ではなく、聖書が言うとおりアラビア半島にあるという根拠のひとつは、この岩が割れて水が噴き出し200万人ほどいたといわれるイスラエルの民ののどを潤したと目される遺跡が発見されたことです。
 ビデオの15:00からごらんください。